中国綿紡績業界は苦境に対応し、減産・アップグレードすべきである。

中国紡織工業協会副会長、中国綿紡織業協会会長の徐文英氏によると、中国紡織業界はこれまでにない苦境の中でもがいており、産業転換を実施してこそ早期に冬を乗り切ることができるという。

徐文英は開幕の第6回中国国際紡績紡績糸展において、現在の中国紡績業界の苦境に対処する最も重要な任務は減産・昇級であり、低水準の紡糸織布の生産能力の増加を抑制し、高付加価値製品の開発を奨励し、核心競争力を強化することであると述べました。

ここ数年、中国の紡績糸の発展速度はとても速く、もう単一の純綿、ポリエステル綿の二つの種類から綿と多くの繊維の混紡に発展しました。

今回の展示会で紹介された3つの重点展示エリアは人気があり、その中の難燃繊維、竹繊維、トウモロコシ繊維、牛乳糸、大豆繊維、花式紡績糸などがハイライトとなっています。

徐文英は、現在の中国人の消費はもう繊維の強い需要を主としなくなり、ファッション、デザイン、機能性などが新たな消費訴求となりました。そのため、新型の差別化繊維の使用は紡績業に大きな空間があります。

中国のような2,000万トンの生産綿糸大国にとって、数万トンの新しい差別化繊維は少なすぎます。

新しい繊維を使って製品の革新を行うことは中国紡績業界の経済成長拡大にとって非常に重要です。

責任編集：許琪雲